いつでも此処に起こりうる危険な誘惑

アナタが想像する「台風」と、一般的に思っている「トニックウォーター」は、もしかするとまるっきり違っているのかも。そんなことを考えると、ちょっと変な感じがしない?
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よく晴れた休日の夜はお酒を

北方謙三版の水滸伝の人間くさく男らしい作中人物が、オリジナル水滸伝の108星になぞらえて、主要な作中人物が108人でてくるが、敵方、政府側の登場人物も人間味あふれているのがいて、血が通っていると思える。
作中人物に実際の人の様な弱さが見えるのもプラスして、魅了されていたわけだ。
弱いなりに自分の夢とか将来の為に可能な限り頑張っているのが読みとおしていて興奮する。
読み進めていておもしろい。
だけど、ひきつけられるキャラクターがひどいめにあったり、希望がやぶれていく話も心にひびくものがあるからひきつけられる小説だ。

雲の無い平日の早朝は散歩を
少年は、今日は学校の給食当番だった。
マスクと帽子を着け、白い割烹着を着て、他の給食当番達と、今日の給食を給食室へ取りに向かった。
今日の主食は、お米ではなくパン。
バケツみたいに大きな蓋付きの鍋に入ったシチューなんかも。
少年は、一番重たい牛乳だけは、男が運ばないといけない、と思っていた。
クラス全員分38本はかなり重い。
なので自分が、バットに入った牛乳を持ったけれど、同じ給食係のフーコちゃんが一緒に持って運んでくれた。
重たい牛乳を女の子に持たせたくはなかったけれど、クラスでのアイドル・フーコちゃんと教室まで一緒に歩ける、と思ったので、少年は少しドキドキしながら、何も言わずに2人一緒に牛乳を持つことにした。

ノリノリで吠える家族と枯れた森

作家、江國香織の本に登場する女性は、誰も狂気に満ちている。
例えば、落下する夕方の華子。
あと、スイートリトルライズの瑠璃子。
それと、ウエハースの椅子の女性画家など。
江國香織の隠された部分を、大げさにして表現した結果なのだろうか。
心からクレイジーだと思うのが、神様のボートの葉子だ。
奇跡的に迎えに来る可能性もある「あのひと」を待ち、高萩や今市に引っ越す。
あのひとを忘れることなく、絶対会えると思い込んで。
挙句には「ママは現実を生きていない」と、愛娘に言われるが、この女性にはいまいちよく理解されない。
このシーンが、この小説の一番クレイジーな見せ場だ。
実際にウエハースの椅子には絶対に座りたくないけれど、神様のボートには乗りたい。
江國香織さんの書く、クレイジーだけどはかなくてちょっと弱々しい主人公が大好きだ。

具合悪そうに吠える先生とオレ
この白の一眼レフは、実は、海岸で拾った。
昨日は、8月の終わりで、ちょうど真ん中で、いつもと比較して暑く感じた。
街中で、彼女と言い合いになり、しばらく会いたくないと告げられた。
それで夜中、部屋からこの海岸まで車でやってきて、海岸を歩いていた。
そしたら、少し砂に埋もれたこの一眼に出会うことができたのだ。
持ち帰って、興味を持って夜景フォトを撮影してみた。
この落とし主より、良い感じに撮れているかもしれない。
彼女の笑った瞬間撮りたいとか、意外とピント調節って難しいなー、とか感じていた。
連絡して、なんとか会うことができたら、恋人に自分が悪かったと謝りたい。
仲直りしたらこの一眼、交番に届けるつもりだ。

天気の良い火曜の朝はシャワーを

友人とお昼時に遊びに行こうと約束していた。
福岡のいつも通りの巨大な画面の前。
早めについて待っていると、ちょっと遅くなると電話が入った。
大きいテレビの前は合流地点なので、待っている人も次第に去っていく。
スマートフォンでミュージックを聴きつつ、その光景をじっと見ていた。
でもあまりにもすることがないのでたまに行くカフェに入って、レモンティーを飲んでいた。
その後、同級生が遅くなってごめんね!と言いつつきてくれた。
お昼どこに行く?と聞くと、パスタがいいかもとの事。
色々まわってみたけれど、良い感じの店を探せなかった。

風の無い土曜の夕暮れに料理を
この夏は、海水浴に行っていないが、みんなで大変行きたい。
今、ひとり娘が2歳なので、波打ち際でちょっと遊ぶ程度ですが、きっとおもしろがってくれるだろう。
とは言っても、娘は、パンパースをつけているから、近くの人の事を考えたら海水につけない方がいいのではないだろうか。
オムツのプール用もあるが、議論になっているらしいので。

笑顔でお喋りする兄弟と気の抜けたコーラ

息子の2歳の誕生日がもうすぐで、誕生日プレゼントをどういったものに決めようかを考えている。
妻と相談して、体で遊ぶおもちゃかためになるおもちゃか洋服や靴などにするかを決めようとしている。
悩んでなかなか決まらないので、実物を見に行って決めることにしたけど、ピンとくるものがない。
だけれど、子供に遊ばせてみたら、あっさりと決めることができた。
トンネルの遊具に夢中だったので、それに決めた。
ただ、部屋が窮屈なので、一番小さなコンパクトなやつにした。
販売価格もなかなかリーズナブルだったので、助かった。

無我夢中でダンスするあなたと枯れた森
石田衣良さんという物書きに出会ったのは、愛ちゃんの紹介で。
「愛がいない部屋」というタイトルのストーリーが詰まった文庫本が机に置かれていたから。
生まれ故郷の福島の愛ちゃんのお母さんが読み切って、その後お米やフルーツと共に宅配便で送ってくれたようだ。
その頃はそこまで世に知れていなかった石田衣良。
彼女はふつうタレント本や自己啓発、ファッション誌などは買う。
だけど、俗にいうライトノベルは読む気がしないそうで、この本、私にくれた。
彼女の母は何を思いながら、この本を手に取ったのだろう。

勢いで体操する兄さんと夕焼け

友人の両親が梅干しを販売しているとの事。
都心に本社を置き香港に店もあり、関西の方に工場がある。
日本全国に、たまに、数人で組んだグループで試食会をするらしい。
夜中、こんな話を聞いていると、おなかがすいてきた。
「梅干し食べたい」と言ったら、あ!あるよ〜!と出してくれた。
このときに食べた梅干しが、これまででベストに美味しかった。
ここで、早速はちみつ梅をオーダーしてしまった。

凍えそうな火曜の夕暮れに足を伸ばして
季節の中で、雨の多い梅雨が好きだ。
部屋の中は湿度が上がり外出すると雨に濡れるけど。
理由として、幼いころに、この時期に見られる紫陽花がきれいで、その頃からこの花を楽しみに待っている。
長崎出島にて付き合っていた、シーボルトと瀧の紫陽花の中での逢瀬を耳にしたことがあるだろうか。
オランダ人に紛れ込んで来日した、ドイツ人のシーボルトが、紫陽花を見ながら「お瀧さんにそっくりな花だ」と言ったそうだ。
梅雨にひっそりと咲くあじさいを目にして何度も、お瀧さん、お瀧さんとつぶやいた。
そのうち変化して、この花はオタクサと別の名を持つようになったらしい。

ラクダ

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